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執筆者の写真roadbikealpinist

境港〜出雲大社③とっすぃと“不愉快”な仲間たち



出雲大社到着

まずは大社前の大通りを練り歩く

小腹が空いたので道中の食べ歩けるようなものを買い闊歩する。



「あ、勾玉屋さんだ!!」


勾玉といえば日本古来から伝わるお守り当然古事記が好きな俺としては出雲に来たなら買っておきたいお土産No.1だ!

目抜き通りにいくつもりある勾玉屋の1つに俺は足を運んだ。

いろんな種類の勾玉が置いてある。どうやら石の種類や色によって効果が違うようだ。勾玉の種類とその効果が書いてある紙が柱に貼ってありその中から【発想・創造力】の勾玉を選びその中から更に1つに絞り手にとってみた。


「18,000円、、、、、。」

た、高い。え、せいぜい2〜3,000円程度じゃないの??

大幅に予算オーバー、、、。他の勾玉を見ても最低ランクでも一万越え。

(いや、高ぇーな、どうしよう!俺、、でもこの仕事頑張りたいんだ!それくらい効果のある御守りは絶対必要じゃないのか??)

店を出て目抜き通りをどこの店に入るわけでもなくウロウロ。


「よーし!!決めた!!買う!!買ってやる!!!」

再び勾玉屋に入り勾玉を手にしレジに向かうその時どこからともなく声が聞こえてきた。


「はぁ!?あんた何、バカなことやってんの??」

振り向いたがそこには誰もいない。、、、。


「だいたいそんなもん買ってないで縁結びのお守りでも買いなさいよ!ねぇ!!お母さん!?」


「まったくいつもトシはなんかズレてるのよね!出雲大社なんだから縁結びの御守り買うのが普通でしょ!だいたいあんたケチなんだからそれ買ったら縁結びの御守り買わないでしょ!そんなんだから結婚はおろか恋人もできないのよ!」

姉に続けて聞こえる母の声。しかし勘違いしないで欲しい。姉貴もお母さんも今ここ島根県出雲市にいないのである。

幻聴、、、それとも白昼夢、、、。姿見えずとも姉貴とお母さんの会話が俺のすぐ側で始まったのである。

ちなみに言うと俺は霊能力なんてものは全くない。よくてたまに正夢を見るくらい。ちなみに姉貴もお母さんも死んでない。


「も〜なんなんだよ出雲大社!!!余計なもの呼び寄せるな!!!」

、、、、、結局俺はうるさい2人のお供により勾玉を買うのを諦めた。

(あぁもうなんなんだよ、、、。水木しげるの古代出雲もそう!欲しいもの何も買えてねぇじゃないか!!)

とそんな事を思いつつも出雲大社の本殿に向かうのであった。

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