急坂の大きな橋を渡り内海を越え簡単に島根県に入った。
よし!ここでのまず目標は美保関に行く事!美保関は古事記の中で「あぁ、どうやって国作ろう!?」海を眺めて悩んでいた大国主が少彦名と出会った重要な場所!
ちなみに大国主は出雲大社の神様!少彦名(スクナビコナ)は一寸法師のモデルになった小さな神様だ!!
海沿いの道を軽快に走り美保関に到着した。
俺は神聖な場所から海を見ながらゆっくりとする。竹島も近いんだ♪朝鮮半島とか見えないかな!とちょっと無謀な事を考えつつふと看板に目をやった。
「なになに、出雲の国引き神話??」
なんだこれ古事記にはこんなの載ってないぞ??読んでみたら思ったよりすごい内容だった。
神様A「ってかさぁ〜出雲ってちっちゃくねぇ〜??」
神様B「だよねぇ〜じゃあさぁ〜!!朝鮮から島引っ張ってくるか♪」
そう島根県の上側の出っ張った独特な形を思い出して欲しい。つまり美保関は神様が朝鮮から引っ張って来た島で出雲から美保関に続く海沿いに出っ張ったところはそれを引っ張ったロープが土地になったのだとか、、、、。
(やべえ神話だな!これ本気で朝鮮の人に言ったら殺されるぞ、、、、、。)
いや!でも面白いな古事記とは違うんだな!尚更【水木しげるの古代出雲】欲しくなった!
そうして美保関を楽しんだ後はいよいよ出雲大社に向けてレッツゴー!!!
海沿いの道を軽快に走る!この辺の道は走りやすいぞ!!かなり軽快にとばせる!!
松江市に入り宍道湖の下の道に進路取り国道9号を突き進む!途中勾玉が買えるかもと玉造温泉に寄ってから更に国道9号を突き進む!!
「うわ!なんだこれ!!!すげー走りやすいぞ!!!」
宍道湖を右に眺めながら加速に加速を重ねてく。決して車がいないわけではない、信号がないわけでもない、強烈な追い風が吹いてるわけでも、下り坂のわけでもない!が!その時俺は平地で時速60kmを超えていた!!!
「ぷはぁ!イケる!!まだ脚もある!ギアもあげれる!!スピードが先の先へ行きたがってる!!!」
かなりのハイスピードでドーパミンを全開にし一気に宍道湖を駆け抜ける。
「とぉー!!!!」
やべえ!!スマホのナビがルートを告げる思わず急ブレーキをして後輪が高く浮く。
行き過ぎるところだった道という意味でもテンションという意味でも宍道湖を抜け市街地が見えて来たしこれ以上はこのスピードは危険だな!その先のスピード体感したらヤバい戻って来れなくなる。
その先の世界は、、、そうだな!次来たときの楽しみな♪そう思い今度は出雲大社に向けて残りの道のりを楽しむようにゆっくり景色を見ながら自転車と歩を進めた。
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