「それからどうよー!」
親友が問う。
ロードバイクアルピニストを設立したあの夜から数ヶ月後俺は仕事の都合で埼玉に引っ越してきていた。
「一応地元で頑張って来たけどこずかい稼ぎ程度だね。まだ会社員やってなきゃ食ってけないや。」
「そうか。じゃあいいこと教えてやるよ!仕事の根源ってなんだと思う?」
「仕事の根源???まあ今の仕事でいうならお客様に寿司を届けてやること。まぁサービスだね。」
「その通り!それも正解なんだけどもっと深いところ、どんな仕事でも仕事の根源って一緒なんだ!なんだと思う??」
考え悩んでると親友はこう言った。
「じゃあなんでお客さんは寿司食べるの?」
「そりゃ腹減ったから!!」
「それはお客さんにとってどうゆう状態?」
「ん????」
「どんな仕事のどんなお客さんにでも同じことが発生している。お客さんはお腹が減ったという“問題”に直面してる訳だ!洋服が欲しい!音楽が聴きたい!家を建てたい!その“問題”を解決してやる事その報酬としてお金をもらう。つまりビジネスってのは“問題解決”なんだよ!」
なるほど確かに納得だ!そういう考え方ならきっと自転車にも新たな可能性ができるかもしれない。
「ちなみにさ、今度グループコーチングやってみようと思ってんだけどとしも参加しない!?面白いやつ呼ぶからさ!」
「おう!おもしろそうたね♪」
そうして俺はきぼつの主催するグループコーチングに参加することにした。
そしてその夜俺は自転車ビジネスの新たな可能性を発見した。
「自転車乗りにとっての問題それはお酒を飲めない、お土産買えない。それをどうやって解決するか、、、、、
そうだ!!!!!バスだ!帰りをバスにしよう!!!そうすれば酔っ払っても大丈夫!お土産も詰め込める!おし!そうしよう!俺はバスと自転車で天下取るぞぉお〜〜〜!!!!」
そうして自分のビジネスの形が決まって意気揚々とグループコーチングに挑むのであった。
グループコーチングのメンバーは俺ときぼつを含めて5人。セラピストのchiakiさん、マッサージャーの伊織さんそして乗り物カウンセラーでバス大好きなラビーナさん。このラビーナさんとの出会いがさらに運命を加速させていく。
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